ミネストローネとは、イタリアの家庭料理の一つで、主にトマトを使った野菜スープのことである。
小学校の給食の、酸っぱいミネストローネを食べるのが苦痛だった私。
なんていうか、酸っぱいのにしょっぱい?
ぶよぶよになったABCパスタも美味しくないし…ミネストローネの印象悪すぎるよ…。
親は手出し口出しせず
保護者用冊子の「ぺあぜっとi」に、「野菜の大きさと火の通りやすさの関係については、大人は口も手も出さず切らせ、本人に見つけさせましょう」と載っていたので、「ぺあぜっとの冊子を見て一人でやってみようか」と始めてみた。
↑ぺあぜっとのレシピのページ。
もちろん横にいて、危険がないか見守ったり、調味料を作業台に出したり補佐的な役割はしていたけれど、今回は、本当に一切口出し無しで。
すると、私が思っていた以上に長女の手際がよく、鶏肉を茹で、さくさくと野菜を切り、スープを作ってゆく。
調味料の加減も、お任せした。
あっという間に完成した。
今回の課題は、野菜の火の通りを考えたり、色々な種類の野菜を切ることがメインで作業自体は単純だったので、長女も、「あれー?終わっちゃった…」と驚いていた。
お味は…
長女が作ったミネストローネは、とっても薄味で、野菜のダシと鶏肉のコクが出ていて、甘くて優しいお味だった。
「全部一人で作れたね!」
「めっちゃ美味しいよー!」
家族皆で大絶賛。
長女は照れくさそうにしていた。
野菜の火の通り加減については、長女が食べながら「この大きいのが、ちょっと硬いなぁ」とつぶやいていたので、「大きさを揃えると火の通りにバラつきがなくなる」ことを少し誘導的に考えさせた。
ぺあぜっとiでは、カレー、ハンバーグ、カレー、ラーメンなどの食べ物が海外起源であること、日本人は色んな国からの料理を受け入れて日本料理化したこと、外国との油の使い方の違いなどのコラムが読める。
ねらい
これまでよりレベルアップした包丁料理に取り組むことで、チャレンジ精神や自信をはぐくむ。
(2015年12月号ぺあぜっと)