どんな形の柱が一番強いかな?
誰が作った形が多く乗せられるかな?
自分で作って実験。
長女は三角柱(※)を作るというので、私は何を作ったらいいのか訊いたら「何でもいい」との答え。
私は円柱を作ることにした。
取り組む前にぺあぜっとiを読みこんでいなかったので、私も答えを知らない。
※今回の課題では、底辺はない。
折り紙の辺を三等分にするのが難しく、何度も作り直していた。
言ってくるまで助け船を出さないようにしていたら、長女は頑張って完遂した。
親の出番がなかった。
長女がこわごわと本を載せていくと、15冊も乗ってしまった。(ぺあぜっとや、かんがえるちからワークなど、それほど重くない冊子)
これには、大人もびっくりした。
16冊目を乗せた時に、ぐしゃっと崩れた。
子ども達は大喜びしていた。
子どもって、崩すのが異様に好きだよね…。
ブロックとか積木とか。
乗せる前に、三角柱と円柱のどちらが多く乗せることが出来るか予想した。
【長女の予想】
・円柱の方が少ない
・理由:丸(円柱)は壊れそうだから。
触ると、ぷにぷにしているから。
三角(三角柱)は堅い。
実験開始。
なんと、三角柱よりも7冊多く乗った。
(写真は途中)
手持ちの冊子がなくなってしまい、何を乗せようかオロオロ。
(作った人が乗せて!と言われたので私が乗せていた)
すると、長女が「ジャーン!!」と言って満面の笑みを浮かべ、生命大躍進展の図録を持ってきた。
うわ、そんな重いもの、耐えられるわけない…
(生命大躍進展の記事→生命大躍進展&親と子のたんけんひろばコンパス@国立科学博物館【その2:特別展/かはくたんけん隊】)
↑潰れてはみ出た紫色の折り紙が切ない。
ゲラゲラ笑う長女。
図録はあかんやろ…。
今まで乗せてきた冊子と格が違うわな。
結果をふまえ、保護者用冊子ぺあぜっとiに書いてある解説を説明した。
柱の強度は角が多い(平面部分が小さい)ほど強くなります。
(中略)
そして、角が無数に集まり、結果平面がなくなり曲面で囲まれたものが円柱です。
このため、円柱は強度が大きくなります。
この部分を噛み砕いて長女でも分かるように「話し言葉」で説明。
模型も作り、角が多くなれば円に近づくのを分かってくれたようだったが…。
話が終わった途端に、
「これちょーだいねっ☆」と、こちらが返事を言う前に強奪して、このポーズ。
…。
いや、ベルトじゃなくブレスレットだし…。
ヒーローごっこが始まったとさ。
(後に、次女と取り合いして喧嘩w)
【ねらい】
・柱作りをとおして、平面図形と立体図形の図形認知力を養う。
・小学5年生算数「立体図形の見取り図と展開図」につながる。
(今回の取組みは側面の理解に役立つ)
(2015年12月ぺあぜっと)