前回記事(Z会年少コースが簡単で飛び級受講するなら、その前に気をつけたいこと)の続きです。
前回のあらすじ:Z会年少コースのお試し教材が簡単だったので、Z会へ電話をして一学年上の年中コース教材を取り寄せました。
年明けになると言われていた次女の年中用教材が、年末に届いた。
仕事が早いよZ会!
早速試すと、年少か年中か悩むことに…。
さらに、ある理由によって他社を検討!?
届いたもの
Z会幼児コース【年中】お試し教材
・かんがえるちからワーク
・ぺあぜっと
・ぺあぜっとi(保護者向け冊子)
・ことばあそびわくわくすごろく
・ひらがなだいすきワークおためしばん
・入会案内書
※各教材と資料の説明は、「 教材の内容と効果、Z会を選ぶ理由 」 一覧 に詳細記事があります。
↑わくわくすごろくが面白かった。
サイコロが、「き」や「にわとり」。
口に出しながら言葉の数だけ進む。
次女は、問題文を一人で読み、マスに書かれたお題を実行していた。
「出来る」と「理解力」は違うのか
Z会年中コースの見本教材を試した結果から言うと、とても悩んだ。
数やひらがなの書き、言葉、迷路は解けるが、「魚の切り身のもとの生き物を選ぶ」という問題文をいくら説明しても理解できなかった。
同様な問題は他にもあった。
もし「問題を理解して出来ない」のであれば、文句なしに年中コースに決めていた。
しかし、「問題を理解できず出来ない」のだから、次女には時期尚早な気がする。
3年保育の入園前、出来るのは「表面的」なことで、【考えること】はまだ出来ていない?
↑「ぺあぜっと」より。
写真のてんてんが何なのか答えることが出来ても、てんてんを書く設問では…コレなんだろう?(笑)
外側の羽(?)についているハートの模様が「てんてん」だと言う。
私は「それは点々じゃないでしょ、ハートでしょ、点々を書きなさい」とたしなめる親ではないので「そっか、それはてんてんなのかー」と肯定しておいた。
ま、それは良い。
気になるのは【探してみよう】なのに、空想上の生き物を書いたところ。
この状態で飛び級受講をしても、Z会が謳う「『あと伸び力』を身につける」ことは出来なさそう。
しかし、年少コースは簡単すぎる。(詳しくは前回記事)
…悩む。
よし、Z会に直接訊こう。
空白の期間が生まれる
Z会のお客様センターに電話をかけてみた。
休日の夕方でなかなか繋がらなかった。
Q:教材を試した上で、年少コースと年中コースどちらを受講するか迷っています。
A:Z会では原則その学年での受講をお勧めしています…(回答は前回記事に書いた通りだった)
Q:学年違いの受講をしている人は、どんなタイミングでどのように元の学年に戻しているのですか?
A:タイミングはお子さんにより様々ですが、例えば教材が難しく感じた時です。
Z会では、一度受講した学年を再度受講することが出来ないので、その期間はお休みすることになります。
「難しくなってきた時点で先取りをストップ、同じ教材が届く期間もあるが間を空けず元の学年に戻れる」システムなら、よかった。
実際はそうではなく、「Z会を受講できない期間」が出来てしまう。
毎日の学習習慣が乱れるかもしれないし、他社を受講するにせよ2回も乗り換えるのは子どもが混乱しそうだ。
少し悩んだが、飛び級受講はやめることにした。
次の選択肢
飛び級をやめると決めた今、残された選択は、「簡単だと感じるZ会年少コースを受講するか、しないか」だ。
それは、難しい問題を解かせたいからではなく、会費のことだ。
次女の力と教材の進度のバランスが良くない中、1ヶ月あたり1,810円(12ヶ月一括払い)を払うことに抵抗が…。
「もったいない」ではなくて、もっと良くなる方法はないだろうか。
通信教育教材を活用するならもう少し月会費を抑えた上で、本屋などで単品購入できるドリルを買い足して、次女に合ったバランスの良い進度の学習を取り入れる方が、同じ2,000円でもコストパフォーマンスが高いのではないだろうか。
では、月会費を抑えられる教材を他社で探してみるか…。
ひとつ注意なのが、他社には「ぺあぜっと」のような体験教材が揃っているのか分からない点。(たぶん、無いだろう)
そこは、長女の「ぺあぜっと」を一緒に取り組み、身についた着目点に倣って、親が次女の生活の中に積極的に学び体験を組み込んでいくことで何とかカバーをしたい。
年中コースお試し教材の「ぺあぜっと」で糸電話を作り、糸がたるんでいる時とピンと張った時の音の違いに気が付いて「わあ!」と歓声を上げた時の次女の顔が忘れられない。
次女がこの「感動」に出会う機会を創出できるよう頑張ろう。
(参照:【「ぺあぜっと」取り組みの様子】記事一覧)
ものは試しである。
良い物が見つからなければ、Z会年少コースをやるかやらないかに戻るだけ。
もし見つかったのならラッキー。
そもそも、色々なことに理解力がついてくる年中児からはZ会に戻るつもり。
年少の間だけ他社でも悪くないと思う。
他社の教材
さっと調べたところ、Z会とこどもちゃれんじ以外の幼児向け通信学習教材は、以下のとおり。
・小学館の「ドラゼミ」
・全家研の「ポピー」
・がんばる舎の「すてっぷ」
「ドラゼミ」は、1ヶ月の会費が1,674円(12ヶ月一括払い)でZ会と変わらない。
それならZ会を選ぶので却下。
「ポピー」は、980円。 WEBで教材見本を見ると、カラフルでこどもちゃれんじと同じような感じだった。
値段が合格なので次女の反応を見る為、教材見本を取り寄せた。
がんばる舎の「すてっぷ」、初めて知った。
1ヶ月あたり、623.3円(12ヶ月一括払いで1か月分無料。割り切れなかった)。
ドリル形式でカラフルではない。
ぱっと見たところ、公文のプリントのような感じ。
面白いのが、未就学児は進度を自由に選べることができ、小学校2年生相当まで用意されていた。
教材見本の配達はなく、WEBで閲覧の上、子どもに合ったコースを選んで入会からのスタート。
1月20日までの申し込みで(現在、継続的)初回無料キャンペーン中につき、早速申し込んだ。
(もし合わなくても翌月からの退会可能。その場合一切お金がかからない)
1/27追記。がんばる舎のすてっぷを試しました↓
参考記事:がんばる舎の幼児向け教材すてっぷを試して入会決定。比較検討など【1,000円以下・一括配送可・進度選択】
2/11追記。幼児ポピーを試しました↓
参考記事:幼児ポピーでほのぼの親子時間。入会理由→子どもの笑顔がまぶしいから。(クリックで別ブログへ飛びます)