入学まであと半年という節目、両社ともに学習面での入学準備が始まった。
入学準備バージョンのワーク
ちゃれんじ
「1にち1かいべんきょう」スローガンを掲げ、子どもの気持ちを勉強に向ける為のセットが届いた。
形から入るちゃれんじのお得意付録である。
「べんきょうファイル」にワークや筆記用具を入れてまとめられるので、子どもが「いざ勉強!」と思った時にサッと始めることが出来る。
DVDでは、「♪いーちにち、いちべん♪♪」とリズミカルな映像が流れる。
長女も次女も覚えて、しばらくずっと歌っていた。
不思議なのは、1日1勉するとワークの問題数が足りないことだ。
(問題数20~23。区切りにくい問題があるから前後する)
我が家は「Z会を1日1ページ。もっとやりたい日は追加でちゃれんじ」なので、ちゃれんじのワークが30日分無くても問題ない。
しかし、ちゃれんじだけのご家庭は不便なのでは…?
Z会
もともと、1日1ページの学習ペースを推奨しているので、特にスローガンなどは無し。
(毎月の問題数30)
ワークの変化
ちゃれんじ
・問題に「こくご」「さんすう」の表記。
(こくごさんすうじゅんびワークのみ。
選択制の、もう1冊のワークは該当しない)
・国語の問題文が縦書きになった
Z会
・30問のうち、通し番号25~30番の問題が「にゅうがくじゅんび こくご・さんすう」になった。
・国語の問題文は、変わらず横書き。(ひらがなの筆記がある場合の問題文は、以前から縦書きである)
Z会の面白い問題
Z会のワークは、理科や社会、生活上の知識など、広い領域から出題されるのが特徴だ。
今月は、虫の特徴や秋の食べ物にちなんだ問題もあった。
そんな中、とりわけ目を引いたのが、鏡にうつった姿を推測し、形態認知力を養う問題。長女は問題文を読んだだけでは理解できず。
別紙に、ワークより簡単な問題を作った。
答えを推測した後、鏡に写った解答を見て「うわ~、逆だーー!」と驚きの声を上げていた。
面白かったのか、自分で色々な問題を作り、鏡を立てては楽しんでいた。
その後ワークに戻ると、すんなりと解くことが出来た。
語り継がれるおはなし
ちゃれんじの「かんがえてはっけんえほん」に、毎月しまじろうのお話が入っている。
(ストーリータイプでなく、一緒に考えるタイプの時もある)
先日、かかりつけの小児科で、2009年版の10月号を読んだ。
すると、お話が全く同じだった。
あるクラスメートの失敗をネタにして大勢で笑うことに違和感を覚えたしまじろうが、翌日みんなに問いかけ、みんなはイジリ笑いをやめる。といったストーリー。
幼稚園児だから変にこじれることなく、笑う方も笑われた方も、ニコニコ笑顔で終わる。
これが小学校だと、もっとシリアスな意味合いを含んでくるんだろうな…。
幼稚園児のうちに、こういうことを考える機会を与えるのは大事だ。
だから6年も同じストーリーが掲載されているのだと思う。
「しまじろう」と共に、さまざまな成長体験との出会いを!<こどもちゃれんじ>
今までは自分の家族のことだったり、出来ないことや気持ちのコントロールなど自分中心のことがメインだったしまじろう。
年長では悩み・考えのステージが変わってきていて、興味深かった。