Z会小学生コース(1年生)を受講中の長女です。
机で解くワーク以外に、学校の「生活科」に対応する「けいけん」教材がついています。
毎月、「理科のたね」「社会のたね」から好きな方を取組み、体験を絵で描いて提出する添削課題です。
5月号の「理科のたね」で取り組んだミニトマトの栽培・観察が終了したので書きます。
種まき
Z会は、鉢も自分で作る(付属品の組み立て)という徹底ぶり。
土も種も全てついています。
ミニトマトには名前をつけて、愛着をもちます。
生育
可愛い芽が出ると、「わーーー!芽が出たーーー!!」と大喜びの長女。
次女まで「出たー!!」と絶叫です。
↑このサイズになったら、外に出しました。
(左の牛乳パックは、付属の土が余ったので追加で育てました)
このころまでは、順調に生育したのだけど、それ以降は停滞しました。
と言うのも、
我が家のベランダは、夏は直射日光がほとんど当たりません。
人が生活するには快適だけど、植物には最悪な環境です。
日中の数時間だけベランダに射す細い日光の帯の元に置き、時間経過とともに移動させ、なんとか少しだけでも日光に当てましたが…。
十分な光合成が出来なかったのでしょう。
つぼみが出来たかと思うと中身(花)が無く、すぐ取れてしまったりで、なかなか花が咲きません。
花から実
待っていると、つぼみの数が増えてきて、何輪か咲きました。
長女は、
「トマト出来なくてもいいよ。とまりんが、頑張ってお花を咲かせてくれただけで嬉しい」
と、珍しく健気な発言をしたので、ちょっと胸が熱くなりました。
それでも植物の力は凄まじく、劣悪な環境でしたがさらに花の数も増えました。
でも、実が成りません。
「けいけんシート」には、自然に実が付かなければ受粉をさせると書いてあるけれど、花粉があるのかどうかも分からず、困ってしまいました。
そんなある日、ふと、「見慣れないもの」がお花の根本にぷくっと付いているのを見つけました。
「これって実になるんじゃないの?」
「わーーーーーー!!すごい!トマトが出来てるーーー!」
長女が小躍りして喜びました。
(↑自然と葉が枯れてしまい、寂しくなった姿。実は付いています)
しかし、待てども待てども、トマトは緑色で、色づきません。
(栽培したミニトマトは黄色になります)
観察カレンダーに貼る「緑色の実シール」が無くなってしまったので、普通なら既に色づいているはずです。
↑シールが無くなり、トマトは緑色だけど「黄色の実シール」を貼りました。
帰省する日が近づいているので、色づきを待つのは諦めて、収穫&試食&観察をすることにしました。
収穫
収穫前のトマトは、トマト独特の青臭いにおいが強い。
(虫を追い払うため虫の苦手な匂いを出している。教材で学びます)
摘んだトマトを洗って、中を観察します。
もちろん、全て長女が行います。
長女は、Z会幼児コースの体験教材「ぺあぜっと」の料理課題で包丁の使い方を学び、料理するのが好きになったので、トマトを切るのも進んでやります。
(幼児コースを知りたい方への記事一覧)
トマトの断面からは、トマトの甘い良いにおいがしました。
匂いの変化も観察。
試食
長女が
「とまりん、ありがとー!いただきまーす」
と、手を合わせて、試食会が始まりました。
子供って、こういうところが純粋で可愛いなと思う。
「ありがとう」って良い言葉だなぁ。
ミニトマトは皮が硬く、全て飲み込むことが出来なかったけれど、思っていたよりトマトの味になっていて、甘かったです!!
青いものより、白っぽいものの方が、甘いと長女が発見。
緑→白→黄色 の順に色づいていくのかな?と話をし、想像してみたり。
ミニトマトけいけんシート
普段は、その号に提出課題のシートが付いているのですが(5月に種まきを描いて提出済み)、今回の取組みは長期に渡るため、7月号にも任意の提出シートが付いていました。
2回目のシートは7月末に取り組んだので、提出済みです。
すると、試食後に、長女が自然とノートを取り出し、観察記録(?)を書き始めました。
ちょっと雑なので、内容はともかくですが(笑)、自発的に書いたことが素晴らしいと思いました!!
Z会をやっててよかった!長女、変わってきたぞ。と思った瞬間でした♪
まとめ
植物を育てることで、生命力を感じたり、生き物を大切にする心を育むことができる。
今回、黄色のトマトを収穫することは出来なかったけれど、長女の心に「とまりん」が精いっぱい生育した力強さと、自分が育てたという達成感が刻まれたに違いない。
良い教材でした。
詳しくは…
座って解くワークだけじゃない! 子供主体の体験、体験の整理、記憶の定着、自分の表現を他人へ伝えることまで学習できます。
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